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UBSウェルス・マネジメントのリサーチ力

UBS証券会社 ウェルス・マネジメント部 エコノミストに聞く

写真 - ブライアン・ローズ氏

UBS証券会社
ウェルス・マネジメント部/プロダクト&サービス
エコノミスト ディレクター 経済学博士
ブライアン・ローズ氏
(インタビュー実施:2007年10月)

[プロフィール] 米国出身。経済学博士号取得後、1987年に来日。95年にUBSに入社し、2003年からの他社勤務を経て、2006年から現職。趣味のオセロは、2001年に世界チャンピオンになったほどの腕前。

お客様から寄せられる信頼は確かなリサーチ力によるものかもしれない。資産の永続性を意識した投資手法を支えるUBSのリサーチ力について、経済学博士のブライアン・ローズが解説します。

マンスリーから数十年後の予測まで、世界各国40の言語でアナリストが対応

現在私は、UBSウェルス・マネジメント・リサーチ部門の日本チーム責任者として、日本経済のリサーチを担当しています。リサーチ部門には、世界全体で200人以上が所属し、各国のお客様を対象に、40以上の言語が用いられています。

年4回発行の「UBSグローバル・アウトルック」は、世界経済、市場、投資戦略をきめ細かく分析し、予測したものです。その他、5年後、10年後にどのようなビジネスや企業が成功する可能性があるかに関するレポートや、2050年に地球温暖化はどうなっているのかをテーマにした約100ページのレポートを発行したこともあります。定期刊行物のほか、多種多様なテーマのレポートを配信しています。

経済は様々な要因で動きますから、政治や環境、経営などあらゆる分野の専門家にインタビューをして多角的に経済を分析しています。レポートを書く際に心がけているのは、配布するお客様の大半はプロの投資家ではないので、わかりやすい言葉を使い、簡潔にまとめることです。もし、専門用語を使わざるを得ない場合には、必ず説明をつけています。

また、私たちは、他の部門から独立して中立的な立場で、純粋にお客様のために経済や市場の現状をお知らせし、予測を立てるよう努めていますので、レポートも「どの国のどの資産も買い」といったような、単に商品の購入意欲をそそることのみを目的とするような書き方にはなっていないと思います。資産配分において、ある資産が有望で配分を上げたほうがいいとみれば、その分、他の資産は配分を下げたほうがいいとバランスを取って書くように努めています。

興味を引く切り口でリサーチ。直接お客様にお話しすることも

最近、UBSでは興味深いリサーチをしました。それは「ハンバーガーを買うために、平均でどのくらいの時間働かなければならないか」というものです。これによって、東京のように賃金が高いのに物価が比較的安くて手に入りやすい都市もあれば、賃金も物価も高かったり、あるいは賃金も物価も安かったりで、手に入りにくい都市もあることがわかり、世界の都市の物価と賃金が明確な形で見えてきます。

今後も投資家の方に興味を持っていただけるような切り口でリサーチを行い、わかりやすいレポートの作成をしていきたいと考えています。

私たちはアナリストと言っても、クライアント・アドバイザーとともにお客様を訪問して、経済の動きについて説明することもあります。お客様の意見や要望を直接聞けるのはとてもよい機会ですし、私たちの分析がお客様のポートフォリオ作成のヒントになれば幸いです。

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