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M&Aを成功に導くには?(1/2)

M&Aアドバイザリーグループ部長 スティーブン・P・トーマス氏に聞く

写真 - スティーブン・P・トーマス氏

UBS証券会社 投資銀行本部
M&Aアドバイザリーグループ部長
マネージング ディレクター
スティーブン・P・トーマス氏
(インタビュー実施:2007年10月)

企業の成長に欠かせないM&A。そのアドバイザリー業務で豊富な経験と実績を持つのがUBSだ。M&Aによって自らを成長拡大させてきたことが、UBSの能力の高さを示す何よりの証しとなっている。

注目を集めた多くの大型案件を成功に導く

M&Aは現在、日本市場でも非常に活発化しています。これは10年前には考えられないほどの勢いですね。UBSインベストメント・バンクは、企業のM&Aアドバイザリー業務を行っていますが、2006年だけでも、世界最大の板ガラスメーカーが誕生した日本板硝子(株)による英国のピルキントン社買収のアドバイザーや、ボーダフォン・グループによるボーダフォン(株)のソフトバンクへの売却の単独アドバイザーなど、高い関心を集めた大型案件をUBSは手がけています。

2007年にUBSが手がけたものの一つに、(株)ライブドアホールディングス(旧ライブドア)の子会社、会計ソフトの開発で有名な弥生(株)の売却があります。

売却先のMBKパートナーズは、株式非公開企業や未上場企業に投資して成長や再生を支援するプライベート・エクイティ・ファンド。この案件で、UBSは売り手側の単独アドバイザーとして、国内外の潜在的な買い手100社以上にアプローチし、2度に渡る入札をアレンジして契約にこぎつけました。その結果、総額740億円という、弥生の成長性を十分に織り込んだ値段での譲渡に成功したのです。

■日本企業が関わったM&A公表・完了案件数および取引金額の比較(1月-9月期)

2007年第3四半期(1月-9月期)における日本企業が関わったM&Aは、金額ベースで前年同期比2.3%増の1,027.0億米ドル、案件数ベースでは1.3%増の2,281件。(出所:トムソンフィナンシャル)

図 - 日本企業が関わったM&A公表・完了案件数および取引金額の比較

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