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ファンド・オブ・ヘッジファンド(1/2)

チーフ・インベストメント・オフィサー ビル ブラウン氏に聞く

写真 - ビル ブラウン氏

UBSグローバル・アセット・マネジメント
オルタナティブ・アンド・クオンティタティブ・インベストメント
オルタナティブ・インベストメント・ソリューションズ
チーフ・インベストメント・オフィサー
ビル ブラウン氏
(インタビュー実施:2007年11月)

複数のヘッジファンドを組み合わせてポートフォリオを構築するファンド・オブ・ヘッジファンドの開発・運用を担当するのが「オルタナティブ・インベストメント・ソリューションズ(AIS)」。UBSはこの分野において世界最大級の運用資産を誇っている。AISの責任者、ビル・ブラウン氏に、その優位性や今後注目される戦略、いま市場を揺るがしているサブプライムローン問題などについて聞いた。

ファンド・オブ・ヘッジファンドでは世界最大級の運用資産を誇る

- はじめに、オルタナティブ・インベストメント・ソリューションズ(AIS)について教えてください。

UBSグローバル・アセット・マネジメント では、絶対収益型運用(オルタナティブ&クオンツ運用)、いわゆるヘッジファンドの関連業務はすべて「オルタナティブ・アンド・クオンティタティブ・インベストメント(A&Q)」という事業部門に集約されています。このA&Qには、マルチ・マネジャー部門とシングル・マネジャー部門があり、このマルチ・マネジャーの一つの事業部門がファンド・オブ・ヘッジファンドの開発・運用を担当するAISです。

ファンド・オブ・ヘッジファンドとは、40~60くらいの、様々なヘッジファンド戦略(ヘッジファンド・マネジャー)を組み合わせ、ポートフォリオを構築して運用する手法のこと。AISの運用資産は2007年6月現在、約550億ドル(約6兆円)で、ファンド・オブ・ヘッジファンドでは世界最大級です。

- AISの運用哲学 はどのようなものでしょう?

最も重要視しているのは、大幅なマイナスを出さないよう下値のヘッジを常に行いながらリスクを調整し、安定的なリターンを長期にわたって生み出していくということです。もともとヘッジファンドは、一部の富裕層向け商品だったのですが、最近では世界中の機関投資家 が活用しています。機関投資家においては、単純にリターンが上がればよいというのではなく、いかにリスクを抑えながら安定的にリターンを得るか ということを重視します。様々なヘッジファンド・マネジャーに分散して運用するファンド・オブ・ヘッジファンドは、まさにそのニーズに応える戦略といえるでしょう。

グローバルなリサーチ体制と優秀なマネジャーとの強力なコネクションが強み

- AISが、何年にもわたって投資家の信頼を得ている秘訣とは何でしょうか。

まず、グローバルなリサーチ体制とUBSが長年培ってきたリサーチ力が挙げられます。現在、米国ではスタムフォード(コネチカット州)、欧州ではロンドン、アジアでは香港、日本、そしてブラジルに拠点があり、それぞれにインベストメント・オフィサーおよびアナリスト・チームを配しています。こうした体制で、世界中のヘッジファンドにアクセス、リサーチを行い、投資に値する優れたヘッジファンドを選りすぐっています。

ヘッジファンドのマネジャーは、スキルやバックグランドによって投資戦略や投資手法などがかなり異なるため、綿密なリサーチが必要。AISでは、たんにトラックレコードを見て判断するのではなく、将来市場が変化したときにどういうリスクが生じるのか、そういった投資戦略の裏側にあるリスクまで想定してマネジャーの組み合わせを考えていきます。

もう一つの大きな強みは、世界中の有力なヘッジファンド・マネジャーと強力なコネクションがあることです。世界には1万を超えるヘッジファンド がありますが、本当に優秀なファンドは一握り。優秀なマネジャーであればあるほど世界中から資金が集まるため、すぐに募集が締め切られる、あるいはそもそも一部の投資家にしか資金募集の声がかからない、というケースがあります。つまり、多くの投資家にとっては優秀なヘッジファンドに投資したくても、なかなか投資できないという現実があるわけです。

しかし、AISはこうしたヘッジファンド・マネジャーとの間に築いてきた関係を活用して、多くの場合、優先的に運用枠を設定してもらうことができます。なぜかというと、ヘッジファンド・マネジャーにとっては、数百社の投資家を持つよりも、AISのように質が高く、なおかつ大きな運用資金を持つ投資家のほうが運用しやすいからです。ときには、ヘッジファンド・マネジャーのオペレーションなどについてUBSがサポートすることもあります。

ヘッジファンドのご相談は、UBSへ

UBSグローバル・アセット・マネジメント

グローバルに培った革新性で、日本の運用ニーズにお応えします。

有価証券等への投資に係るリスクについて

有価証券等への投資に係わる主なリスクは次のとおりです。

■株式投資のリスク(価格変動リスク・信用リスク・流動性リスク)

株価変動リスク:株価の変動により投資元本を割り込むことがあります。また、株式発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。株式発行者の信用リスク:市場環境の変化、株式発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果投資元本を割り込むことがあります。

■債券投資のリスク(価格変動リスク・信用リスク・流動性リスク)

価格変動リスク:債券の価格は、金利の変動等により上下しますので投資元本を割り込むことがあります。また、債券発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。一方、債券によっては期限前に償還されることがあり、これによって投資元本を割り込むことがあります。

債券発行者の信用リスク:市場環境の変化、債券発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果投資元本を割り込むことがあります。

■為替リスク

世界各国の外貨建有価証券等に投資し、円貨ベースにした場合、その資産価値は、為替レートの変動により影響を受けることになります。為替レートは短期間に大幅に変動することがあります。したがって、為替の変動に伴い、投資資産の時価総額が下落し、投資元本を割り込むことがあります。外貨建て資産については、一般に外国為替相場が当該資産の通貨に対して円高になった場合、投資資産の価格が値下がりする要因となります。為替レートは一般に、外国為替市場の需給、世界各国への投資メリットの差異、金利の変動その他の様々な国際的要因により決定されます。また、為替レートは、各国政府・中央銀行による介入、通貨管理その他の政策によっても変動する可能性があります。

■カントリー・リスク

外国証券への投資では、当該国・地域の政治・経済および社会情勢の変化により金融・証券市場に混乱が生じた場合、または外国人投資に対して新たな規制または税制が導入された場合等に、投資価格が予想以上に大きく下落したり、運用方針に沿った運用が困難となる可能性があります。この結果、投資資産の時価総額が下落し、投資元本を割り込むことがあります。

また、投資資産の投資対象がエマージング・カントリー(新興諸国・地域)である場合には特有なリスク(政治、社会、経済情勢の急激な変化の可能性、情報開示制度および規制制度の未整備、外国人投資に対する投資規制または外国への送金規制等の導入等)があります。

■デリバティブ取引のリスク

デリバティブを利用する場合、ブローカーや取引の相手方の破産等が生じた場合に、取引の中断、債務不履行、一括清算、証拠金の返還の遅延もしくは不能等が起きる可能性があり、これにより当該投資資産が悪影響を被ることがあります。また市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、短期間のうちに差し入れまたは預託した証拠金の大部分またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されず、不足額が発生したときは、証拠金の追加差入れまたは追加預託が必要となります。

デリバティブの運用には、ヘッジする商品とヘッジされるべき資産との間の相関性を欠いてしまう可能性、流動性を欠く可能性等様々なリスクが伴います。これらの運用手法はヘッジ目的のみならず投資収益を上げる目的でも用いられることがありますが、実際の価格変動が見通しと異なった場合には、損失を被るリスクを伴います。

■オルタナティブ投資に関するリスク

オルタナティブの投資プログラムは投機的で、多大なリスクを伴うことがあります。オルタナティブ投資は証券投資固有のリスクに加えて、限定的な流動性、レバレッジの利用、空売り、オプション、先物契約、デリバティブ商品、低流動性に伴う特有のリスクを含みます。オルタナティブ投資の主な投資対象は規制対象外ヘッジファンドです。こうしたヘッジファンドのポートフォリオは、投資家の潜在損失/利益の変動率を高める可能性があります。時には、一つあるいはそれ以上の組入れファンドがその運用資産の相当部分を一つの業種セクターに投資している場合があります。その結果、当該投資ポートフォリオのリスクと変動率は、広範な証券銘柄に投資した場合よりも大きくなる可能性があります。組入れファンドの戦略(ヘッジ戦略を含む)が成功すること、また、組入れファンドが当該戦略をそのポートフォリオのすべての部分で利用することについては、なんら保証されていません。オルタナティブ投資において投資するファンドは流動性が著しく低い場合があり、投資家に対してプライシングあるいは時価評価を定期的に報告する義務はなく、複雑な税金戦略を伴う場合があります。加えて、オルタナティブ投資全体の運用成績は各組入れファンドの運用成績のみならず、オルタナティブ投資を行う投資顧問会社が、組入れファンドの選別と各組入れファンドへの運用資産の配分を常時、効率的に行える能力にも左右されます。オルタナティブ投資のポートフォリオには高水準のレバレッジがかかる場合があり、その持分の価格の変動率が極めて大きくなる場合があります。オルタナティブ投資の手数料と費用が運用収益を大幅に相殺する場合もあります。

有価証券等への投資に係る手数料・報酬等について

当社が行う金融商品取引業(投資運用業、投資助言・代理業)に係る手数料・報酬等は、締結される契約の種類や契約資産額により異なります。例えば、投資一任契約や助言契約の場合には投資顧問報酬がかかります。また、投資信託のご購入の場合では、申込手数料や信託報酬がかかります。投資対象が投資信託等の場合には、その信託報酬等がかかることがあります。したがって、本資料には手数料・報酬等の種類ごとの金額およびその合計額またはこれらの計算方法について、具体的に表示することができません。

※リスクや手数料・報酬等の詳細については、契約締結前交付書面や目論見書等にてご確認ください。

当社の商号、金融商品取引業者としての登録番号等

  • 商号:ユービーエス・UBSグローバル・アセット・マネジメント株式会社
  • 登録番:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第412号
  • 加入協会:社団法人 日本証券投資顧問業協会、社団法人 投資信託協会、日本証券業協会
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