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なだらかに勝つ国際分散投資(2/2)

サブプライム問題の相場急変でも影響は軽微に

UBSは安定した分散投資を行うために、投資価値の分析結果と市場価格の乖離の度合い(バリュエーション)の分析結果をベースにして、市場動向などの定性判断を加味して、各資産クラスの資産配分を決定しています。つまり、どんな資産クラスもファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)がその投資価値を決定するのです。

2007年の夏はサブプライムローン問題で、世界中の金融市場に激震が走り、株式市場は軒並み急落しました。しかしこのときもUBSの行っている分散投資ポートフォリオではその影響を軽減させることができました。 ITバブル崩壊後、株価は2003年から上昇し始め、06年までの相場は株式を買いさえすれば儲かるという状態が続きました。UBSも2003年以降は強気のポジションを維持しましたが、05年頃からは段階的にポジションを落とし始め、07年春までに「中立やや強め」に投資スタンスを変更しています。

世界中のポートフォリオ・マネージャーや個人投資家たちが皆同じ方向感を持ち、同じような投資をするような状況は非常にきな臭い状況です。そもそもファンダメンタルズを反映した相場とはいえない状況になっており、景気サイクルは通常3~5年のスパンであることを考えると、長すぎる強気相場は、何かをきっかけに調整が行われても不思議ではないと私たちは考えました。

そこで私たちは、エマージング株の比率を下げると同時に、株価が下がったときにもっとも影響が大きいキャリートレードについて警戒し、通貨戦略はその逆バリを2007年春から積極化させました。その結果、サブプライムローン問題に端を発する世界株式市場の下落やドル円をはじめとするキャリートレードの巻き戻しによる通貨の乱高下がおきたとき、株式についてはベンチマークよりも低い下げ幅で押さえることができ、通貨戦略では高いリターンを得ることができました。

徹底したリスク管理後の、リターンの魅力

UBSのグローバル・アセット・アロケーションのもうひとつの特徴は、独自に開発したリスク分析ツールを駆使して、リスク調整後も優れたリターンを提供できる点にあります。 中長期的な資産運用では、世界各国の資産に幅広く分散投資することが必要ですが、個々の資産の動向を絶えず分析し、資産配分を見直す必要があります。

ところで、UBSのグローバルな分析チームで出した基本配分は、そのままダイレクトにすべてのお客様に当てはめることはできません。お客様が住んでいる地域の特性や、お客様のリスクの考え方、運用方針はそれぞれ異なるからです。 例えば、あるお客様は株式・債券の運用が中心で、エマージング株式は持てない場合、目標達成のためのリスク調整はどのような資産を組み合わせて行うかが問題になってきます。そうしたことを個々に考えるのもポートフォリオ・マネージャーの仕事です。

ポートフォリオ・マネージャーは、一般的にモメンタムを重視する傾向があり、例えば株式の投資配分は3割が望ましい場合でも、市場に勢いがある場合は、5割の配分を行うこともあります。 しかしUBSの場合は、このような投資を行うことはないのです。

個人が機動的な分散投資を行うことは難しい

最近「分散投資」が、一般のお客様にも意識される時代になりました。複数の銘柄や投資信託に投資されている方も多いでしょう。 しかし、単純に分野や種類が違うから、分散投資効果が期待できるかというと、そうではありません。業種や地域が違っても同じような価格推移をしたりするのです。通貨についても同様で、ドルだけでなく、ユーロやオーストラリア・ドルももっておくと安全と思っていたら、同じキャリー通貨だったということもあります。それぞれの資産配分もそのときどきで変える必要もあり、意外と難しく、落とし穴も多いのが分散投資なのです。

資産を安定的に、より有利なかたちで増やしていくことをもし真剣に考えられるのなら、世界中のお客様から長年にわたって指示されてきたUBSをぜひ検討してみてください。

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