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日髙 隆伸氏インタビュー

お客様とともに ~ クライアント・アドバイザーに聞く

写真 - 日髙 隆伸氏

UBS銀行東京支店大阪出張所
ウェルス・マネジメント部
クライアント・アドバイザー ディレクター
日髙 隆伸氏
(インタビュー実施:2007年10月)

[プロフィール] 中学、高校時代は、陸上部で長距離ランナーとして活躍。以前の会社でお客様に誘われ、“トライアスロン”を始め、韓国での試合に出場したことも。いまは、もっぱら子どもの「お人形さん遊び」の相手に励む良きパパに。

大手証券、邦銀で培ったノウハウを生かし、IPO、事業継承対策などを含めた包括的なソリューション提案を持ち味とする日髙 隆伸。UBS銀行東京支店大阪出張所でクライアント・アドバイザーとして、お客様から大きな信頼を得ている彼の仕事ぶりから、UBSの企業精神が垣間見える。

IPO、事業継承対策まで含め、企業オーナーにとってベストなことを考える

UBS銀行のクライアント・アドバイザーになってちょうど1年半が経ちました。私の営業スタイルの特徴は、これまでの証券会社、銀行での職務経験を生かして、企業オーナーとそのファミリーの立場に立ったソリューション提案を軸としていることです。

上場を考えているというオーナーには、お客様のご要望によってはUBS証券との連携によるIPOのサポートに加え、ファミリーのことを視野に入れた事業承継対策などについてのソリューションも提案します。

IPOについては、もちろん監査法人や証券会社がバックアップするわけですが、上場時の株価や株主構成などにしても、オーナーファミリーはさておき企業にとってベストなことだけを考えるのが一般的。ですが、例えば上場前に資産管理会社を作って、ファミリーの財産の一部をそこに移し、その株をご子息に持たせるようにすると、後の事業継承もスムーズにいきます。このように私の場合、企業とオーナーファミリーを切り離して考えるのではなく、双方にとって最高のアドバイスができるよう心がけています。

そして、上場できれば多額の資金が入ってきますから、お客様のニーズに基づきUBSの提供しうる各種商品を活用した長期的な資産設計プランを提案していきます。

ただ、そこに至るまでには時間がかかりますし、常にオーナーのことを第一に考えますから、必ずしも当行に直接プラスになるケースばかりではありません。先日も上場するかどうかを悩んでいたお客様から相談を受けたのですが、このときは上場したときと未公開のままのときのメリット・デメリットをお示しし、この中の何を重視するかによって方向性が決まるという説明をしました。

最終的に、その方は事業承継を最も重視することによって、上場しないことを決断しました。もし上場していたら、私どもが預かる運用資産を増やすこともできたのでしょうが、最も大切にしているのは目先の利益にとわられず、常にお客様にとって最適なソリューションを提供していくということ。何も私に限ったことではありませんが、これがUBSの「顧客中心主義」なのです。こうした活動を通してお客様との強い信頼関係を築いていくことが、最も有効な営業方法だと考えています。

大阪出張所では証券会社の出身者は現在私一人なので、こうしたIPO関連の相談にも対応できるよう、私が中心になって毎朝15分、勉強会を開いています。

私のことを「知恵袋さん」と呼んでくれる

UBSに入って初めて経験したのは、フィランソロピーを望むお客様のお手伝いです。ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットが有名ですが、社会貢献をしたいと考えている資産家はたくさんいらっしゃいます。

私のお客様の場合、アジアの恵まれない国の子どもや女性を支援したいということだったので、UBSシンガポールのフィランソロピー部門のエキスパートを紹介しました。お客様のお考え、お気持ちを何度も時間をかけてお聞きし、また、お客様と一緒にカンボジアの最貧困地域やタイの難民キャンプにも現地視察に行きました。結果ビルマ、カンボジア、タイ、ラオス、フィリピンの5つのNGOに寄付をしました。ビジネスには直接つながりませんが、素晴らしい社会貢献活動に力添えできるのは大変光栄です。

実際、自慢話になりますが、私のことを「知恵袋さん」と呼んで、頼りにしてくれるお客様もいるんですよ。今後も、あくまでもお客様の立場に立った最良のソリューションを提供していきます。

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