UBSは、お客様や株主、地域社会の皆様などあらゆるステークホルダーとの一対一の対話や長期的な信頼関係を活動の中心に据えています。日本においても企業市民として、NPOなど様々な組織とパートナーシップを結び、教育や環境といった幅広い分野での社会的課題の解決に資する活動を通じ、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
FIT チャリティ・ラン(英名:Financial Industry in Tokyo Charity Run)は、地域に根付いた社会的に意義ある活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動資金を確保できない団体への寄付金を募ることを目的に、東京に拠点を置く金融サービスおよび金融関連の企業を中心に、2005年より毎年開催されています。第5回目は2009年11月29日に行なわれ、5,183名が参加、収益総額は5,940万円となりました。UBSからも毎年多くの社員ボランティアが参加し、2008年に引き続き2009年も最も寄付金を多く集めた企業として、“Best Corporate Fund Raiser”第1位に選ばれました。

UBSは、2008年末から美しい湧水を霞ケ浦に届けるために耕作放棄地となった谷津田・棚田を復元し、無農薬の田んぼで酒米・もち米を育て、日本酒の醸造やもち作りをし、環境と地域活性化に貢献するUBS RICE(Rural Investment in the Community & Environment)Project を開始しました。
このプログラムは、日本で2番目の規模を誇る湖「霞ヶ浦」の浄化再生のために、流域の200校以上の子どもたちとともに、トキの舞う美しい環境を取り戻す活動を1995年から実施してきたNPO法人アサザ基金とのパートナーシップによるものです。
アサザ基金の活動は、子どもたちへの環境教育とビオトープづくり、絶滅の恐れのある水草「アサザ」を育て霞ヶ浦に植え付ける「里親プログラム」、水源となる里山の保全と耕作放棄地の田んぼの整備、湖から駆除した外来魚を堆肥化、育てた有機野菜の地元ブランド化など、その活動は地域の環境を包括的に改善していく、画期的なものです。
こうした活動によりアサザ基金は2009年環境省から「第1回生物多様性日本アワード」グランプリを受賞しています。
UBS RICE プロジェクトでは、UBS社員ボランティアによる田植えをキックオフに、夏の草取りと蛍鑑賞、秋の収穫と、1年を通してプログラムが展開されています。都市と地方がつながり、農業や地域経済の活性化を図るとともに、生物多様性などを学ぶ地域の子どもたちの環境教育の場を提供する包括的な環境プロジェクトです。


外国籍や一人親家庭、児童養護施設の子どもたち、障がいのある子どもたちを対象とし、それぞれの個性を十分に発揮して積極的に社会参加していけるよう支援するプロジェクトです。子どもたちのニーズに合わせたプログラムを東京ボランティア・市民活動センターと協働実施し、各プログラムには必ず社員ボランティアが参加しています。
多文化ユースフェスタ
2009年3月28日(土)、JR日暮里駅前において実施した 「多文化ユース☆フェスタ」では、NPO法人多文化共生センター東京など、NPOやボランティア・センター、行政、学校等、30を越す地域の非営利団体が協力し、外国籍、移住労働者家庭の子どもたちや若者によるステージや国際色豊かな屋台などを展開。約2,000人が言葉や文化の違いを超えて、違いを楽しみ、つながりあう祭典となりました。

映画「オハイエ」&音楽祭
特別支援学校に通う障がいのある子どもたちは、地域の子どもたちと接する機会が少ないため、2009年5月30日(土)、東京都立北特別支援学校において、仙台市で行われている心のバリアフリーを推進する「とっておき音楽祭」のドキュメンタリー映画を上映した後、その映画にも出演している障がいのある若者音楽家によるミニ・コンサートを行いました。当日は、障がいのある子どもとその家族、そして、地域の子どもたち、UBS社員など、200名以上が参加しました。

UBSゴルフ・デイ
2009年6月5日(金)、茨城県の宍戸カントリークラブにおいて開催されたUBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズへ、NPO法人東京シューレの子どもたち45人をご招待し、UBS社員ボランティアのサポートでゴルフのレッスンやトーナメントの見学、プレーヤーズインタビュー、プレスルームの見学、UBS社員によるキャリアセッションなどを実施。子どもたちがプロフェッショナルなキャリアを身近に感じ、考える機会となりました。

新入社員によるコミュニティ・ワーク
2009年7月28日(火)、長野県軽井沢町の児童養護施設「沓掛学荘」で新入社員が子どもたちの遊び場や敷地内の水辺の整備を行いました。作業後は、学校から帰ってきた子どもたちと一緒にチームビルディングを兼ねたアクティビティで交流を深めました。

ろう中高校生のための英語ワークショップ
NPO法人聴覚障害教育支援大塚クラブと社会福祉法人東京愛育苑「金町学園」と共催し、ろうの中高校生たちとUBS社員が参加する連続3回の英語ワークショップを実施しました。初回は英語と日本手話でのコミュニケーションに挑戦、第2回目はインド出身のUBS社員ボランティアのリードでインド料理づくり、そして、最終回は、英語を使って仕事をするUBSの職場を訪問し、同じ障がいを持つ社員のワーキングスタイルにふれるなど、将来を具体的に考える時間を過ごしました。

母子生活支援施設ドッチボール大会
2009年8月22日(土)、墨田区立体育館において、都内の母子生活支援施設の子どもたち191人、施設スタッフ81人が参加するドッチボール大会を開催。UBS社員ボランティアたちが、会場の設営、審判、案内係として協力し、さらに、子どもたちの優勝チームや施設スタッフともUBSチームとして対戦しました。

NPOキャパシティ・ビルディング・セッション
BBCプロジェクトをはじめ、UBSが支援するNPOや福祉施設を対象に、組織基盤強化のためのワークショップをUBSオフィスにおいて開催。第1回目は、「NPOとビジネスの協働」について、第2回目は、「ファンドレイジングとリソースの活用」についてUBS社員も参加し共に一緒に各団体の戦略等について話合いました。
UBSは、「Kids in the Arts (キッズ・イン・アート)」を通じて子どもたちのための芸術文化活動を支援しています。この助成プログラムは、芸術文化との出会いを通じて、子どもたちの豊かな個性の発達と潜在能力を伸ばすことを目的に設立され、NPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパンによって運営されています。
助成団体のご紹介
~子どものためのワークショップの博覧会 ワークショップコレクション~
特定非営利活動法人 CANVAS
2002年から毎年開催している子どものためのアートワークショップの博覧会を拡大実施。2010年2月27日-28日、全国から約80のワークショップを集め、15,000人の子どもたちに、創造力・表現力向上に関わる最新プログラムへの参加機会を提供します。

(写真提供:NPO法人CANVAS)
~特別支援学級でのアーティストによるワークショップ型授業の展開~
特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち
東京都内の6つの小・中学校にある特別支援学級において、約100人の様々な障がいを抱える子どもたちへアーティストによるワークショップを行います。同時に、プログラムによる障がいのある子どもたちの表現力やコミュニケーション力への影響について検証を行います。

(写真提供:NPO法人芸術家と子どもたち)
~小児病棟内外との交流活動および芸術・創作活動の促進~
特定非営利活動法人 パンゲア
病気療養中の子どもたちと海外含む8か所の活動拠点に来る子どもたち約200人に対し、独自開発したIT技術を使って、自由にアート作品のやりとりができる仕組みを作ります。自宅療養する子どもたちのニーズに応えられるプログラムを新たに開発します。

(写真提供:NPO法人パンゲア)
~特別支援の必要な子供たちのための無料映画上映会とデジタルアートワークショップ~
ART LAB OVA
月に1回11ヶ月間、地域の在日外国人支援センターに通う子どもたちやしょうがいのある子どもたちを対象に、アニメーションづくりのワークショップを開催し、完成した作品を、プロの映像作品とともに、地元の映画館で無料上映。延べ200名程度のアートに触れる機会の少ない子どもたちに、映像作品鑑賞と作品づくりの機会を提供します。

(写真提供:ART LAB OVA)
~知的障がい者が子供たちと創るモザイクアート~
特定非営利活動法人エコ平板・防塵マスク支援協会
障がいのある若者たちと高校生を中心に、地域住民の参加も積極的に促進し、リサイクル素材を使ったモザイクアートのデザインから制作までのワークショップを実施します。全国4か所で、60名余りが参加し、作品を自分たちの街の壁画や舗道の一部として埋め込むことで、日常的な生活の場で人々を癒し、楽しませるアートを実現します。

